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◎ 「起源」
創設者ダニエル・スワロフスキー(Daniel Swarovski)
・1862年10月24日 オーストリア・ハンガリー帝国に属していた、北ボヘミア・ザンクト・ゲオルゲンタール村 Sankt Georgenthal(現チェコ・イジェチーン・ポド・イェドロヴォウ Ji?etin pod Jedlovou)に、ハンドカットクリスタルの職人の息子として生まれました。当時、ジュエリー・ストーンは手でカットされ、大変時間をかけて作られていました。
・1882年 ダニエル・スワロフスキーは29歳の時、「国際電気博覧会」で電気の発明に刺激を受け、ジュエリーストーンの研磨を精巧で正確に行なえる機械を発明し、自動化しました。その結果、従来に比べて一万倍もの速さでカット生産が出来るようになりました。こうして、それまで手作業で行われていたカットの精度、生産量を大幅に向上させることでき、広く知られるようになりました。
・1895年 マシーンの動力源となる水が豊富なオーストリア、チロル地方の小さな村ワッテンスに移り、工場を開きました。これがスワロフスキーの歴史のはじまりです。ガラス工芸の盛んなボヘミヤからチロル地方に移ったのはカット技術の機密を守る意味もあったようです。
・1914年2月13日 ダニエル・スワロフスキーはヴァッテンスで亡くなりました。
・1935年、天体観測と自然観察に興味を持っていたダニエルの息子ウィルヘルム・スワロフスキーが自分で使うために8×30双眼鏡を作りました。プリズムを含めすべての部品は彼の手作りでした。はじめ彼はスワロフスキー社の中で双眼鏡を作っていました。
・1945年10月 ウィルヘルム・スワロフスキーは光学、ガラス、金属加工の訓練学校を創立しました。これは彼が企業が成功するために最も重要なファクターは従業員の教育と技術の習得であると考えていたためです。
◎ 「スワロフスキー・オプティックス社の創業」
・1949年 ウィルヘルムはワッテンスから遠くないアブサムに光学製品の専門工場を建てました。これがスワロフスキー・オプティック社の創業です。創業当時は双眼鏡のレンズでなく、メガネのレンズを生産していました。
この年、最初の生産モデル、ハビヒト(鷹)6×30双眼鏡が発表されてから順次他の機種も加わり、スワロフスキー・オプティック社は高級双眼鏡のマーケットリーダーの地位を築きました。同年に発表されたハンター向けのハビヒト7×42は今日までハンター用のスタンダードとして評価されています。
・1955年 クリスチャン・ディオールとオーロラのように輝くクリスタル AB を共同開発しました。
※AB は Aurora Borealis 「オーロラ・ボーリエイラス(北極光)」の略です。
・1957年 工場の近くのハルに校舎を建設し、現在ではオーストリアの各地からやってきた若者達が訓練を受けています。訓練生は「職人の技術は名誉である」をモットーとしたウィルヘルムの遺志を継いでいます。
・1967年 この年発売された伸縮タイプの望遠鏡30×75には初めてリバースダハプリズムが使用されました。
・1970年代 オイルショックで受注が減っていた当時、たまたま作った動物のオブジェが人気を呼び、今では、クリスタルの動物・置物が、スワロフスキーの主力製品となっている。(「動物奇想天外」のトップ賞ですね!)
・1971年 ボディ全体をラバーで覆った双眼鏡が世界の市場に紹介されました。
(21世紀の双眼鏡のフラッグシップはELシリーズです。ELシリーズ双眼鏡はホールドしやすく、また操作しやすいまったく新しい構造で、世界の注目を集めました。)
・1980年代の終わり頃、それまで生産していたメガネレンズ、軍用製品から一般の光学製品に生産を集中しました。
こうして、スワロフスキー・オプティック社は双眼鏡、望遠鏡、電子光学製品、ライフルスコープ、精密光学製品などを一貫製造する世界唯一の光学製品メーカーとなったのです。
・1990年以降売上高は躍進し、およそ2倍に伸びています。これには販売力のみでなく、長い間に培われた高度の独創性が大きく貢献していると言えます。創業者ウィルヘルム・スワロフスキーが草創期に掲げた理想が着々と実現しているといえるでしょう。
◎ 「スワロフスキー・オプティック社」
スワロフスキー双眼鏡、フィールドスコープは世界のバーダーから高い評価を得て、各地で愛用されています。
およそ100年前に創業者ダニエル・スワロフスキーが掲げた「限りなくすぐれた製品を追求する」というポリシーは今日にいたるまで脈々と引き継がれています。
4代目になる現社長ゲアハルト・スワロフスキーはスワロフスキー・オプティック社をグローバル企業に発展させ、現在ではアメリカ、フランス、英国、ベネルクス、スイス、イタリア、オーストリアに子会社を持ち、日本を含め、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、オーストラリアに30社以上の販売代理店を持っています。
スワロフスキー・オプティック社はこれからも「限りなくすぐれた製品を追求する」というポリシーのもと、世界の名機と言われる製品を供給していくことでしょう。
1970年代 オイルショックで受注が減っていた当時、たまたま作った動物のオブジェが人気を呼び、今では、クリスタルの動物・置物が、スワロフスキーの主力製品となっている。(「動物奇想天外」のトップ賞ですね!)
独自の製法と加工法によるカッティング技術・クリスタルガラスの製造技術を生かし、最近ではラインストーンをはじめ、ビーズ・ペンダントトップ・ボタンといったアクセサリー製品の製造も行っています。
◎ 「スワロフスキークリスタルについて」
スワロフスキークリスタルとは、オーストリアのチロルに本社を置き
クリスタルジュエリーストーンを製造販売しているスワロフスキー社のクリスタルカットガラスです。
スワロフスキークリスタルガラスは、通常のクリスタルガラス(酸化鉛(PbO)約24%)に比べ、酸化鉛(PbO)の含有量比が最低32%以上と多くなっています。そのため、通常のクリスタル(透明)カット製品でも、光の反射加減により虹色に見える事があります。このような材料の特性を生かして、カットや研磨にさまざまな特殊な技術を生み出し、それらを駆使してスワロフスキーならではの数多くの製品を世に送り出しています。
・スワロフスキークリスタルのカラーについて
スワロフスキークリスタルが多くの女性を魅了し続ける理由のひとつにその美しいカラーの豊富さがあげられるかと思います。
スワロフスキークリスタルのカラーには、主に宝石や花の名前がつけられています。
透明感のあるクリスタル(Crystal)、
赤系…ガーネット(Garnet)、ルビー(Ruby)、ローズ(Rose)
紫系…アメジスト(Amethyst)、ライラック(Lilac)
黄系…シトリン(Citrine)、トパーズ(Topaz)、ジョンキル(jonquil)
青系…サファイア(Sapphire)、アクアマリン(Aquamarine)、ラベンダー(Lavender)
緑系…ペリドット(Peridot)、クリソライト(Chrysolite)、オリーブ(Olive)
スワロフスキー・クリスタルにはこのような名前に何の違和感も抱かせない貴石に劣らぬ純粋で繊細な美しさがあります。
・特殊加工
スワロフスキーには、カット技術の他にクリスタル表面に行う特殊加工がある。
スワロフスキー社は創業者のダニエルから始まったファミリー企業で、現在は第4世代のファミリーが運営しています。スワロフスキーの素晴らしい透明感・輝きは特別な製法で、彼らファミリーとごく少数の職人しか知ることができません。
色はジュエリー用だけで60色、5000種類以上あって、ベルサイユ宮殿のシャンデリアのパーツ、世界的なファッション・デザイナーの作品など、さまざまな場面で使われています。
意外と驚かれそうなものに、交通安全用の反射板があります。その名も「スワレフレックス」といい、塩害や磨耗・腐食に強く、風雨にさらされても輝き続ける加工が施され、世界中の道路で活躍しています。
・AB加工(オーロラ加工)について
「AB」とはAurora Borealis のことで1995年、スワロフスキーとクリスチャン・ディオールが共同で開発した事で知られています。特殊な加工により、まさにオーロラのように美しく輝くクリスタルです。
・スワロフスキークリスタルの形について
そのカラーと共に、スワロフスキークリスタルの魅力としてあげられるのは長い歴史と、門外不出の技術により生み出されてきた多様な形状です。
「ソロバン形」と言われる鋭角的なクリスタルから、球状を多面カットしたラウンド(ダイヤ)形 楕円の「オーバル」、舟形の「マーキス」、他にも四角い「スクエア」しずく型、ハート形、クロス等様々です。
ストラス(シャンデリアパーツ)について
ペンダントヘッド等で使用している、やや大ぶりのスワロフスキークリスタルはストラス(シャンデリアパーツ)といって もともとシャンデリア用につくられたクリスタルモチーフです。
スタンダードな形状のほかに、雪の結晶、月、星、葉など特殊な形があります。こういった複雑な形状を美しく仕上げているのも、スワロフスキー社の伝統に培われた独特の技術あってのことです。
スワロフスキーのシャンデリアは、かのヴェルサイユ宮殿やカーネギーホールなどで使用されていることでも、よく知られています。
スワロフスキーの歴史
100 年以上の歴史と実績を誇るスワロフスキークリスタルは、その美しい輝きと精巧なカットにより、
ダイアモンドと並び称され、クリスタルブランドの最高峰に位置しています。
創業から第一次世界大戦まではガラスの研磨が専門でした。その後第二次世界大戦までは主に宝飾
クリスタルを生産
し、世界的に認められるようになりました。
世界大戦中はクリスタルガラスを研磨する技術を生かし、ドイツ軍用の望遠鏡や暗視スコープを製造
しました。
ベルサイユ宮殿やオペラ劇場のシャンデリアパーツなども手がけ、オーストリアを代表するクリスタル
ガラスモチーフで国際的に有名です。
1949年から2000年までに合計で294名の光学・精密加工の訓練生が卒業し、ほとんどはマイスターまたは
管理者に育っています。スワロフスキー・オプティック社はこの面でも地域に大きな貢献しているとも
言えます。
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このページの情報は
2006年8月19日20時57分
時点のものです。
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